「女が性愛を語る」を武器に
誰もが関わるテーマなのにタブーとされる〈性愛〉
タブーとされることの多い反面、どうしようもなく惹かれる人も多い<性愛>のこと。官能小説が書いてみたい、体験をもとにしたコラムを発表したい、ラブグッズやイベントなど、アダルトなカルチャーを発信したい……そう考える女性も、決して少なくないと思っています。 けれども、<性愛>はごく私的なテーマであり、また、人を傷つける暴力性を秘めてもいます。アダルトなテーマを仕事にするということで、「はしたない女性」と差別される場合もあれば、「そういったことには寛大なはず」と勘違いされ、セクハラを受けることもまったくないとは言い切れません。

誰だって〈性愛〉について発信していい
けれども、<性愛>をテーマにすることに引け目に思うこともなければ、何か嫌なことをされた場合に「これくらいは仕方がない」と思う必要は一切ありません。女性だって堂々と性愛のことを発信していいのです。 学生時代に男性向けアダルト誌でライターデビュー以後、23年間、様々なアダルトメディアで生き抜いてきました。そのノウハウをこの講座ですべて公開したいと思っています。
デビューしやすいジャンルだからこそ、長いキャリアを見据え
「そういや、昔、アダルトメディアで活躍をしていたあの子、どこに行っちゃったんだろ?」「さぁ、結婚でもして、幸せに暮らしていたらいいよね」 これは、アダルトメディアで仕事をする人たちが集まった飲み会などで、よく聞く会話です。残念なことに、若くしてデビューしても、いつの間にかいなくなってしまう、ということが多いこの業界。もちろんそれが本人が「もう、書きたいものは、すべて書ききった」と見切りをつけてのことならばいいですが、才能や若さを消費され尽くした結果だとしたら少し悲しく思えます。が、一方で「現れては、消えていく」というのはデビューのしやすさが関係しているとも思います。そう、<性愛>というジャンルは、素人から原稿料をもらえるプロへとデビューのしやすいジャンルでもあるのです。 <性愛>のことを描きたいという女性が、10年後も、消えることなく、自分の書きたいと思う原稿を発表し続けるためのお手伝いが出来たら幸いだと思っております。
講師プロフィール
大泉りか
1977年東京都に生まれる。大学在学時よりライターとして主に成人誌で活躍。卒業後、編集プロダクションに就職し、風俗サイトの編集者となるが、半年で辞めてフリーランスに。書籍やグラビア誌の編集者と並行して、主にアダルト系の雑誌などに著名原稿を発表。2004年に『ファック・ミー・テンダー』(講談社)でデビュー。以後、官能小説や女性向けポルノノベル、エッセイから、インタビュー、ルポなど多岐のジャンルに渡り、雑誌、ウェブ、スポーツ新聞といったオールジャンルで活躍する。また、女流官能小説家による女性のための妄想あふれるトークショー『女の秘蜜 妄想ノススメ』(CSエンタメ〜テレ)でメインMCを担当するなどマルチに活躍。
受講について
①本講義は「実際の教室での開催(新宿駅周辺を予定)」と「オンライン受講」のふたつの受講方法を選択していただけます。「ずっとオンラインで受講する」「通える日だけ教室で受講する」など、ご自由に組み合わせていただけます。
②教室の住所は受講生にのみ発表となっており、受講料のお支払い後に表示される受講画面から確認することが可能です。
③ディスカッションなどでの安全に配慮し、教室での受講は「女性限定」となっております。男性は「オンライン受講」のみにて受講していただけます。なお、教室には通わずにオンライン受講のみを希望する女性、および全ての男性は、お支払い時に「ONLINEONLY」のクーポンコードを入力していただくことで、受講料が4000円オフとなります。
④新型感染症の影響によっては、教室開催を中止する場合がございます。その場合、講義はオンライン配信のみで行われます。こちらも受講画面からご確認いただけます。
⑤講座開催期間(2020年10月〜12月)であれば、入校は随時可能です。
⑥講義開始前に簡単な「事前課題」がございます。詳細は、講義画面の「はじめにお読みください」をご確認ください。
講座概要
講座名 |
【男子禁制】性と愛について |
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期間 |
全6回講座 |
受講費 |
36,300円(税込) |
対象 |
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カリ キュラム |
①10月1日(金)
②10月15日(金)
③11月5日(金)
④11月19日(金)
⑤12月3日(金)
⑥12月17日(金) |